The light stuff  あかるいひとたち

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Rise and shine ~俺の寝相が悪い理由~ その2

「ソアラ、ソアラっ!起きて下さい。ソアラ!!」
うっせーなぁ・・・。何だよクリフト。
「どうしてこのような場所で寝ているんです?はやく起きて下さい!!恥ずかしいとは思いませんかっ!!」
あん?何だっていうんだよぉ?寝てて恥ずかしいなんてこたーねーだろが。

ゆさゆさと揺すぶられ、俺の意識は浮上する。目を開けると、なんか困ったような顔のクリフトと、呆れ顔の姐さん達やアリーナがそこにいた。あれ?ナニコレ?

「ねぇ、ソアラ。アンタもしかしたら夢遊病とかじゃないの?」
「えー。ソアラがそこまで繊細だとは、わたし思わないけどな」
「アリーナの意見に賛成だわ。姉さん、この子元々からこんな寝相していたじゃないの。まぁさすがにドアの外でっていうのは、ちょっとね。私も恥ずかしすぎるとは思うけれど」
「とにかく、早く起きて身支度をして下さい。これがブライ様に見つかれば、お小言だけでは済みませんよ」

起きてみると、なんか身体のそこかしこが痛え。うわ、なんだこれ?ていうか、ここどこよ?なんで俺、外で寝て・・・・・・・・。
「あああああああああ!!!」
「な、何?!」「何よアンタ?」「どうしたの?」
「何ですか?!」
そっか、あれからあのまんますっかり寝ちまったのか!!起きた時に俺がいねーからクリフトは探しに出ようとして、姐さん達はいつものようにアリーナの付き添いで、朝飯行こうって誘いに来たってとこだろな。で、部屋のドアの横で俺が寝てるのを発見して、こうなってるっつー訳ね。

「いや、何でもねぇよ。悪かったなー騒がせて」
「でも、本当にソアラって寝相悪いのね。わたしこんな人初めて見たわ」
「姫様、ソアラはちょっと特殊すぎるのです。他と比較はなさらないほうがよろしいかと」

おい・・・・・。こうなったのが誰のせいだと思ってるやがんだ!!!!全部お前らが悪いんだろうがーーーーーーー。ぶっちゃければ、俺がこういう目にあうのは実はこれが初めてじゃない。馬車で雑魚寝になったとき、アリーナに同じように夢の嫉妬の餌食にされて、蹴飛ばされたりもしてんだかんな。あん時も結局馬車に居られなくなくって、一人寂しく俺は草の上に寝たんだぞ!!

けど、それは言うわけにはいかねぇ。クリフトは生真面目で自分が他人に迷惑をかけることを何より嫌う奴でもある。普段から俺に説教してんのに、俺に同じ事やったって知ったらショックでパーティ離脱して、それこそ自分自身にお素敵呪文を唱えかねない。そしたら俺はアリーナに確実にフルボッコだ。うん。賭けてもいいぞ。多分生き返ってもまたすぐボコボコにされるな。そんなエンドレスな恐怖味わうのは、絶対やだ。

逆にアリーナが俺を蹴飛ばしたなんてことバラせば、今度はアリーナがショックでどうなるかわからんし、おそらくそれを信じねえだろうクリフトだけならまだしも、今度は姐さん達も出てくるだろうから俺がその後どうなるかなんて、恐ろしすぎて口にもだせん。

「へいへい。寝相悪くってすいません。んじゃまぁ、支度してくるわ」
「でも、アンタ本当に最近寝相酷くなってない?本当に大丈夫なの」
「寝とぼけただけだよ。へーきへーき」

だから俺は、こうして全部を寝相のせいにして丸く収める。

「じゃ、クリフト、わたし達は先に食堂に行こ!ね?」
「あ、いえ。私はソアラを待ちますので、姫様達はどうぞお先に」
この大莫迦!!すっとこどすこい!!アリーナがまーた俺を睨んでんじゃねーかっ!!この姫さんはな、おまえのことが好きなんだよっ!!俺に嫉妬する位に惚れられてるってーのに、何でそれがわからんかな?!

「いいからアンタはアリーナとお行き。このお子ちゃまはアタシらで面倒みるから」
「ここは任せて、先にいって席をとっておいてくれるかしら?」
さっすが姐さん達、ナイスフォロー!!ほれ、行った行った。あ!いつもみたいにパンは多めに確保でヨロシクなー。まったくさ、あいつらはどうやったら、お互いの気持ちに気がついてくれるんだろうか。

「サンキュー、姐さん達。じゃ俺着替えてくる」
「そんなに急がなくてもいいけど、ちゃんと髭にも剃刀あてときなよ?」
「ソアラ、髪はちゃんと梳かしてね、服も畳むのよ?」
はは、本当にまるで母さんだな。でもあんがと!ちゃんとしてきますって!大丈夫だよ。ヒラヒラ手を振り俺は一旦部屋の中へ。

つーことで、俺が寝相悪いのにはさ実はこういう裏があったりするんだ。驚いただろ?でもこれは絶対内緒な!それに俺もちょっと反省することにした。寝ている奴を起こしたらヤバイから、これからは邪魔すんのは寝る前だけにしとく。身支度をダッシュで整えてっと。

んじゃまぁ、今日もいっちょいってみますか!!そうして俺は扉を開ける。

おしまい
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