The light stuff  あかるいひとたち

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「その他の話」
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花五題4 太陽の様に朗らかな向日葵

その花の色によく似たチュニックを翻し、今日も元気に貴女が駆けていく。その姿はさながら旋風のようなのに、私の目に映る貴女は間違いなく一人の美しい乙女。最近では眩しすぎるほどに、貴方は大人への階段を軽やかに登っていく。

お願いです。どうかそんなに急がないで下さい。私が貴女の近くにいられるのは、あとほんの少しの時間しかないのです。時がくれば、貴女の隣にはどこかの貴公子が貴女の手をとり、愛の言葉を囁くのだ。薔薇色に頬を染めてそれに頷く貴女を今の私は、お側で見る自信がもてない。

わかっている、いやわかりきったことなのに、私はこの愚かな想いを止める術を知らない。

どうかこの旅の間だけは、もう少しだけは、貴女の近くにいることをお許し下さい。捨てられない想いでも、それでも尚抱えたままで、幸せを願い、祈りを捧げられるように強くなってみせますから。

だが、そう決意したことなど知らない貴女は、旅の終わったその後で私に向かい手を差し出した。その意志は真っ直ぐに伸びやかに、そうあの花のように朗らかに私を引っ張り、共に歩んでいくのだと言う。戸惑う私にしょうがないな、という顔をしながら貴女は事も無げに『だって昔お嫁さんにしてくれるって約束してくれたじゃない。神官なのに嘘をつくつもり?』そう問うた。

『何があっても大丈夫よ!わたしとあなたなら』と、微笑むあなたには本当に敵わない。それでもこういう負けっぱなしなら、それでもいいかとつられて私も笑った。わかりました、貴女の隣はもう誰にも譲りません。これからはずっと、ずっと一緒です。

こちらは
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君を想う、春を思う様よりお題をお借りしました
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